事業内容

令和7年度 甲府市文化協会事業計画

1 事業の概要

 感染症、紛争、物価高、AI技術の進歩など激変する世界にあって、日常生活に大きな価値の転換が迫られる中、私たちは何を大切に生きていくのか、社会・地域と関わりながら、日常生活の中に喜びを見出し、いかに自分らしく「いきいきと生きていくのか」が問われている。

 このような状況下において、心をやすらかにする芸術文化の役割は、ますます重要となっている。

 ついては、今後とも芸術文化及び生活文化のさらなる向上のため、市民の文化意識の高揚を図り、香り高い文化のまちづくりに向けて、次の各種事業を推進する。

 また、それぞれの分野・部門において、活動の成果を発表する事業・優れた芸術の鑑賞機会等を通して、会員相互の交流・協調を図り、郷土文化の振興と発展に努める。

 

2 事業の内容

  1. 第51回甲府市民文化祭を開催する。
  2. 甲府市文化協会機関誌『文協甲府』(第47号)を発行する。
  3. 甲府市文化協会文化講演会を開催する。
  4. 甲府市文化協会の活性化に向けて「具体的な取組・方策」を基に、文化協会の活性化はもとより、郷土文化の振興・芸術文化水準の向上・生涯学習社会の実現に寄与し得る活性化対策の推進を図る。
  5. 専門部・地区文化協会事業推進のため、活動助成金を交付する。
  6. モデル活動事業を設定し、芸術文化活動の振興を図る。
  7. 専門部・地区文化協会の発表会・研修会等自主活動の促進を図る。
  8. 甲府市・甲府市教育委員会が実施する文化事業へ参加・協力する。
  9. 県民文化祭へ参加・協力する。
  10. SNSなど多様な媒体を活用し、文化情報を発信する。
  11. その他、協会の目的達成に必要な事業を行う。

文芸こうふ

文芸こうふ

『文芸こうふ』

第29号を最終号とし、令和5年度以降、甲府市民文化祭作品集 各部門の文化祭賞・奨励賞の受賞作品は、甲府市文化協会機関誌『文協甲府』にてご紹介します。

              

甲府市民文化祭

文協甲府

機関誌『文協甲府』第46号

冊紙 御希望の方は事務局までお問い合わせください。

機関誌「文協甲府」の内容を一部紹介しています。

甲府市文化協会文化講演会

令和6年度甲府市文化協会文化講演会開催

開催日時:2025年(令和7年) 1月31日(金) 午後1時30分~3時

開催場所:甲府市総合市民会館・芸術ホール

演題 :「城下町甲府の成り立ちを探る」

講師:甲府市教育委員会 信玄ミュージアム前館長 佐々木 満 氏

 甲府市文化協会では、会員はもとより市民の文化意識の高揚を図り、文化芸術への認識を深め、今後の文化活動の一助としていただくため、毎年度、新年の初めに、文化講演会を実施しています。

 令和6年度は、甲府市教育委員会 信玄ミュージアム前館長 佐々木 満 氏をお招きし、甲府市歴史文化交流施設「こうふ亀屋座」のオープンを記念し、城下町甲府の成り立ちを、考古学の視点もふまえて伺いました。最後に歴史や文化を活かした魅力的なまちづくりについて、さまざまな事例とともにご提言をいただきました。